はじめに
投資初心者のだるまHDが自分のために調べた知識とやり方をメモしています、
ベターな選択と思っていますが個人的な偏見です。
ごく当たり前ですが当ブログの全ては私見です、特定のやり方・銘柄を推奨するものではありません。
投資は自己責任です。「絶対」「必ず」儲かる、は無い
と考えています。
こういう意見もあるな、と良いところは先人のまねをして自分で考えながら行動することが大切です、きっと、たぶん。
一緒に始めてみましょう。 2022.2月
結論
初心者はどう投資すれば良いのか?
個々によるのは当然ですが、そう言ってしまうと何も決まりませんので早速ザックリ結論です。
①固定費を少なくして、毎月積立投資する
②積立は投資信託「全世界株式」、iDeCo・NISAは使う。
③積立設定後、可能な限り放置、見ない、触らない
以上です。
ステップ①積立投資する
先ず、毎月の家計が 収入>支出 でないと貯金も投資もできません。
最初にして最大の難関です。
毎月投資する金額を考えて家計を考えましょう、余った分を貯金・投資する
貯金・投資する分を先に取り置きましょう。
家賃・車・保険・通信費など、固定費をしっかり捉えられていれば細かい家計簿が無くてもだいじょうぶです、ザックリでかまいません。
逆に固定費がしっかりできていないと細かい節約は効果が薄いです。
ざっくりとも何にお金を使っているかわからない、という方は把握することが先です、少し手間ですが先ずは3ヵ月家計簿をつけてみましょう、アプリ・カード・電子マネー方法は何でもかまいません。
↑株・債券・金・現金を200年前に1ドル持っていたら(アメリカ)、の推移です、株が圧倒的。実際はもっと波がありますが、間違いなのではないか?と思うくらい株は価値が上がっています。
「長期間でみれば経済は成長し株価は上昇する」前提で投資活動を行います。
もし既に手元に貯金・投資資金がそれなりにある、という羨ましい方の場合、
理論上は最初に全部投資するべきなのかもしれません。
ただ暴落はいつ起こるのかわからず、投資直後に暴落するのは精神的にとても良くないので
もし私がまとまった資金を持っていた場合は3年程度に分けて積立投資すると思います。
まとまった資金が無い方の場合、資金できた分から投資する→積立投資が理にも適います。
「明日のパンを心配することは人を馬鹿にする」
投資活動とは別で
・数ヵ月生活できる分のお金は現金で持ちましょう、
・子供さんの教育費等、数年後に必要になるお金は貯金・保険で対応しましょう。
投資活動スタートと並行でも良いかと思いますがこの2つも必要です。差し迫ったお金の心配は能力を下げてしまい色々な失敗の元になります、投資活動にも勿論マイナスです、節約や切り詰めも程々が肝心かと。
ステップ②投資信託「全世界株式」
投資することを決めても、「何に」投資するべきか悩むと思います。
私の結論は投資信託「全世界株式」です。
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)とSBI・全世界株式インデックス・ファンド が代表的なものになりますね。
・どうして株式なのか?
過去の実績を長期でみた場合、株式の上昇が債券・金・貯金に比べて圧倒的に優れているからです、期間が長くなるほど株式と他の差は大きくなる実績があります。当然、未来のことはわかりませんけれど。
安全性でいうなら資金配分して定期的に見直す、またはバランス型の投資信託にするのが良いですが、私は資金が小さいので期待値の一番高い株式に集中します、生活必要資金の備えと株価が大暴落した場合に少し買い足せるように少し余裕をもって資金配分したとしても①です。資金の多い方は②③でもよいかもしれません。
「卵は一つのかごに盛るな」
何かあった際に全部割れることを防ぐよう投資するべきですとの教えです。
株式にほとんどの資金を入れていること自体が「一つのかご」ですが、最低限そのなかでは投資先を分けておこうとの意図で「全世界」株式にします。全世界が全て悪化するような惨状になるならば個人のリスクコントロールの外になってしまう話です。
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ピケティさん、著名な学者さんです。資産家の得るリターンは物価上昇や賃金上昇より大きい。ですよね、そうでなければ誰もリスクを取って企業に投資を行いません、必然です。現代社会なら資産を持たない私も資産家をマネして投資することで小さいなりにリターンを受けることができます、ですので株式に投資します。お金持ちを羨ましがっても何も起こりません、良いことはマネしましょう。
・どうしてインデックス投資信託なのか?
「相場は読めない」を前提に置いています。
高名な投資家さんや投資会社、AIなどはかなり読めているのかもしれません、でも未来を読みきることはできませんよね。地震、疫病、戦争、政治、何が起こるかはわかりません。インデックス投資信託は分散により倒産の心配がありません(ファンド不調によるファンド解散はあり得ます)。
インデックス投資信託は特定の指標(日経平均・S&P500・NASDAQ100など)と同じ動きをするようにファンドを組みます。平均では良くないのではと考えがちですが、市場の平均は人数で決まるのではなく資産額で決まります。インデックス投資信託に投資すれば初心者でもブラックロックやゴールドマンサックスなどアメリカの賢い人たちが率いるファンドの平均に近い動きができるのです。しかも手数料が安いです。
・どうして全世界なのか?
全世界株式投資信託にするべきか?アメリカ株式投資信託にするべきか?で迷いました。
高名な投資家バフェットさんは妻への遺言で「現金の10%を米国の短期国債に、残る90%を超低コストのS&P500のインデックスファンドに投資しなさい」と言ったそうです。アメリカは世界一の大国でありGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)など世界をリードする企業もたくさんです。ですが未来はわからないので全世界にしました。全世界株式にしても現在その約6割はアメリカ株式になるのでこのままアメリカ中心の世界でも恩恵は十分受けられる、もし他の国が伸びればそちらへ比重を移してくれるためより安全性が高いです。
・どうして投資信託なのか?
投資信託か?ETF(上場投資信託)か?で迷いました。
配当を自動的に再投資するのか?一旦受け取るのか?で少し迷いました。投資信託とETFは同じ括りのものです、市場で売り買いできるのかどうか程度の差です。再投資の手間と税金を考えれば自動的に再投資の投資信託が良いです。
迷った理由は取崩の段階です。70歳80歳の人が老後の心配をするというと若い方は笑いますが、私くらいの歳になるとわかってきてしまいます。あと何年生きれるかはあと何年生きてしまうかなのです、後20年生きれてしまうかもしれないのです。「取崩」ことは例え計画的・機械的にできたとしても心理的に抵抗してしまいます、また歳をとってから投資について判断できるのかも不安材料。配当「リターン」として受け取ることで取崩す手間と判断が減るならその方が心に余裕ができそうです。
ま、しかしそれらは後の心配、タヌキを捕ってからの話ですので自動再投資の投資信託が良いでしょう。
・ドル建て
前提として、日本で生活していて、給与・パート収入・事業収入・年金いづれかの円建て収入がある条件で考えています。全世界株式投資信託にせよアメリカ株式投資信託にせよ、円で購入できますが実質はドル建てでの蓄えになります。収入が円なら蓄えはドルにした方が分散になると考えます。今後、世界の中心がもし中国になるとしても今の情勢見ていると「元建て」は怖くてできません。為替変動のリスクはありますが全て円建てで持っていてもそれはそれでリスクです。
銀行に入れているお金は数字上変化はしません。しかし実際はその価値は相対的でずっと変わり続けています、円建てで置いていることが安全ではありません。特に近年「円」の実質的な価値は下がっています、日本人としては残念なことですけれど。
ステップ③放置、見ない、触らない
「株で儲けている口座を調査してみたら死んでいる人の口座だった」
「次に儲けている人のグループを調査したら口座のパスワードを忘れてしまっている人達だった」
と俗に言われます。
投資で失敗する理由の大きなものは欲と恐怖です。日々相場を見てしまうと上がれば更にとの欲が出ますし、下がれば怖くなって心配してしまいます。
世界株式インデックス投資信託に積立設定を行ったら、
次にするベストの選択肢は放置です。
厳密に言うと、現金とのリバランスや投資したファンドがしっかり機能しているかを確認するために1年に1度くらいは確認作業するべきでしょう。
投資活動を本業としない私達にとっては時間と心を使う量は少ない方が効率的です。
下手に動くと利益率は下がります。
世界経済の成長と複利の力を信じて放置しましょう。若い方ほど有効です。
若くない私たちは、、、長生きしましょう。
iDeCo・NISA
「iDeCo・NISAは使います。」
税金の差は複利の力で時間経つほどに大きくなります。
不利になることがある「可能性」もありますので慎重にデメリットを教えてくれるサイトも多くありますけれど、一般的には有利になることの「可能性」が高いです、税金は高いのです。
iDeCo(23,000円)と積立NISA(33,333円)で毎月56,333円、なかなかの金額ですね、毎月5,000円とか可能な範囲でも始めましょう。税金を考えるとより有利なのはiDeCoですが生活資金に不安があったり取崩可能性がある方はNISAから優先する方が良いでしょう。2022.5月から60歳から65歳までの方もiDeCo加入できるようになるそうです、収入のある方は検討してみても。
iDeCo(いでこ)・・・確定拠出年金。「拠出(きょしゅつ)=出す金額」が決まっている年金です、受け取れる金額は決まっていません、運用してその結果です。投資で増やした分が非課税になるだけでなく拠出した分も所得税・住民税から控除されます。ものすごく節税効果が高いのがメリットです。投資できる商品が限られること、基本60歳まで引き出せないことがデメリット。20歳の方なら毎月2万円積立で「老後2000万円問題」ほぼ解決するかもしれないくらい優秀です。
NISA(ニーサ)・・・小額投資非課税制度。投資で得たお金が期間限定で非課税になります。NISA(非課税枠120万円×5年)と積立NISA(非課税枠年間40万円×20年)があります。デメリットとして損益通算ができない・繰越控除の適用がないがあります。2024年からの新NISAとかロールオーバーとか色々見ていると難しそうになってきますが、積立NISA20年でシンプルにいきましょう。
信用取引・レバレッジ・FX
「しません。」
できる方が使える・儲かるとおっしゃるのを否定する気は一切ありません。
ただ私には難しく手に余ります。
信用取引・・・少額・短期なら将来するかもしれません。
レバレッジ・・・「てこ」、相場の方向にとても確信があってごく短期・少額ならもしかしてするかもしれせん。
FX・・・外国為替取引。「証拠金」の○倍で行うのが一般的です。なぜか日本では株より先にFXを始める方も多いですが私にはできません。
最後に
わたしもまだ何もできていませんが、「行動」を始めました。
行動することが大切です。
特に若い方は今から投資始めれば将来の自分はきっと助かります。少額でもいいのでスタートしましょう。
矛盾しますけれど、20歳で100万円貰えるか、100歳で1億円貰えるか、でしたら私は迷わず100万円を選びます。若いうちにしかできないこと、楽しめないことはあります。節約と投資も大切ですが現在楽しいことも大切です。私のような方でも「今日が一番若い」です、
お互い楽しいよい一日になりますように。
見ていただいてありがとうございます。
追記~~~~
私なりに投資について考え、調べた結果上記の結論に至りました。
それを踏まえてこの度2022.2
なぜか
日本の個別銘柄で投資スタートしました。
私には時間が無いのです、
楽しそうか?楽しくなさそうか?
は私には大切なのです。
「良い投資とは退屈なもの」byソロスさん
・・・結果も勿論大切です。
貴方と私に幸運がありますように。
やってみましょう。
実行中の結果はこちら↓